松本:
この度は「第4回 出願費用全額出しますコンテスト・チザコンテ」のエンジェル企業、前回3回目に続きまして、ご支援誠にありがとうございます。
久我:
前回に引き続き、エンジェル企業をさせて頂きます。また今回もどんなアイデアがくるのか楽しみにしておりますね。(前回のコンテスト審査の様子)
松本:
AUTHENTIC JAPAN株式会社様の業務内容を教えて頂けますでしょうか?
久我:
会員制捜索ヘリサービス「COCOHELI(ココヘリ)」を運営しています。またペット向け「COCOSIPPO(ココシッポ)」お子様向け「COCOKIDS(ココキッズ)」のサービスも展開しております。
ココヘリは、正確な位置情報の把握と広範囲な捜索が可能な機器「HITOCOCO(ヒトココ)」を会員の登山者に貸し出し、遭難したときは捜索ヘリが出動するサービスです。山岳遭難救助の現場で、いち早く対象者を発見することを目的としています。
松本:
ハイキングで登った山でも遭難した、というニュースで聞く度に、ちょっとした山登りでも危険はつきものなのだなと感じておりました。山岳保険に入っていれば良いというものでもないと聞きましたが・・・
久我:
とりあえず山岳保険に入っていれば「家族にお金の迷惑や心配をかけずに済むので一安心」そう思っていないでしょうか?遭難者を捜索したが発見に至らない場合、「失踪者扱い」になってしまうのです。遭難者の捜索・救助活動において最も時間を要するのは、間違いなく「捜索活動」です。ここを短縮する事ができれば、「72時間の壁」の前に発見でき、生存率は格段に向上します。また、携帯電話で自ら救助ヘリを呼んでも樹々や雪などで、上空からでは要救助者の姿が確認できず、結局死亡してしまう事が少なくありません。この課題を「ココヘリ」が解決します。
松本:
このコンテストは、いいアイデアがあっても出願費用の面で断念せざるを得ないという方を応援するコンテストになります。
どのようなアイデアが応募されることを期待していますか?
久我:
現在のココヘリサービス対象は山岳遭難者ですが、海難救助者の捜索への取組みを始めています。ゆくゆくは、災害救助にも役立てるサービスを目指しています。ですので、そういった分野で私たちが思いもよらなかったようなアイデアに出会えることを強く期待しています。実用化に足るアイデアであれば、弊社で商品化のサポートも検討しています。
2019年2月7日 第七管区海上保安本部と、福岡県漁業共同組合連合会との協定を締結
すでに昨年末から筑前海区の漁師さん1,800名がココヘリサービスに加入されていますが、本協定締結により、受信機を導入した海上保安庁による救助体制が整いました。
松本:
すごい勢いですね!どんどんココヘリの輪が広がってますね。「これがあったから助かった」というような救助に関わるアイデア提案ですね。今回もどんなアイデアが寄せられるか、私どももとても楽しみにしております。
エンジェル企業様への直接のアイデア提案は固くお断りいたします。
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